透明な海が広がるラン島に初めての上陸

パタヤ
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こんにちは、タイ赴任に帯同中のEmmaです。

先日パタヤに2泊3日で旅行してきました。今回の旅の目的はパタヤから船で行けるラン島に初上陸すること。パタヤには何度か訪れていて、海に浮かぶラン島もパタヤから何度も見ていました。今回やっとラン島に足を運ぶことができ、いつもと違ったパタヤの遊び方ができて楽しかったです。

初めてのラン島の様子をブログに残したので、パタヤに行かれる方、ラン島に訪れることを考えてる方のご参考になると嬉しいです。

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ラン島

ラン島はパタヤ沖のバリハイ桟橋から西に9.5km、フェリーで45分、スピードボート15分の距離にあります。

ラン島の面積は5.6平方キロメートルで、千代田区(11.66平方キロメートル)の約半分の大きさと考えるとそんなに大きな島ではないですね。

当日の様子

ここからは当日の様子を写真と共にお伝えしていきます。

パタヤのバリハイ桟橋からスピードボートに乗ってラン島のタウエンビーチへ

朝9時にバリハイ桟橋に到着すると、既にたくさんの観光客が続々と桟橋の先に向かっていました。


宿泊荷物を持ってる方もいました

桟橋の入り口、右手にフェリーの時刻表と桟橋の地図があります。フェリーは大体1時間に1本ペースで運行しているようで、私たちが桟橋に着いたタイミングはちょうどフェリーが出港してしまった時間だったのもありスピードボートで行くことにしました。


桟橋の手前がスピードボート、奥がフェリー乗り場

スピードボートに乗ると決めて、スピードボート乗り場まで桟橋をズンズン進んでいましたが、スピードボートのチケット売り場は桟橋入り口とのこと。すぐさま入口まで引き返しました。

桟橋の入り口まで戻るといくつかスピードボートのチケットを販売しているテントがあります。事前にスピードボートは往復400バーツとネットで情報をえていましたが、最初に見つけたお店は往復300バーツだったのでそのままこのお店でチケットの購入を検討することに。

ラン島の上陸場所は、東側のナーバーン埠頭と西側のタウエン埠頭の大きく2ヶ所あります。船酔いを心配して少しでも短い乗船時間が良かったので、ナーバーン埠頭行きのボートに乗りたいと考えていたのですが、スピードボートのスタッフさんに「ナーバーン埠頭は宿泊施設ばかりで面白くない、人気ビーチのタウエン側に行くべき」と言われ、初めてのラン島でよくわからないためそのままタウエンビーチ側着のボートに乗ることにしました。また、どれくらいの時間を島内で過ごすのかわからなかったので、帰りの時間を決めず往路のみのチケットを150バーツで購入しました

スピードボートは人数が集まってからの出港になるので、チケットの購入後は30分ほど待機の時間がありました。

人数が集まったのでいざ乗船です。スピードボートの乗船人数は20名ほどでした。


天気も青空が見えてきました

揺れはしますが波を感じるような気持ち悪い揺れではなく船酔いせずに乗っていることができました。

乗っている時間も短く、たまに水飛沫を浴びながら20分程でラン島の西側タウエンビーチにに着きました。


エメラルドブルーの海

フェリーとは違ってスピードボートからの下船では、ビーチに直接浸かって降りる必要があります。当日は短いパンツを履いていたのと、濡れたとしても日差しですぐに乾くので問題ありませんでした。ただ、ビルケンシュトックのサンダルを履いたまま海に浸かってしまったのは大後悔。全然砂が取れません。下船時はサンダルを手に持って海に入るべきですね。


膝下まで浸かっています

写真からもわかるようにタウエンビーチはとても綺麗でした!まさにクリスタルクリアな透明な海が広がっていて感動しました。頑張ればバンコクからも日帰りで行ける距離にここまで綺麗な海があるのはすごいですね。きっと沖縄まで行かないと日本では出会えない綺麗な海で東京に住んでいたら考えられません。

モーターバイクを借りる

ラン島での移動手段は相乗りタクシーのソンテウに乗るか、もしくはモーターバイク(300バーツ〜)やゴルフカート(600バーツ〜)を借りて移動するのがメインになります。

私は自動車免許を持っておらず、バンコクでもバイタク(バイクの後ろに乗る)経験もありませんでした。ソンテウだと自由に移動ができないのが難点かなと勇気を出して、300バーツでバイクを1台借りて夫と2人乗りすることにしました。もちろん運転手は夫です。

バイクを借りるためにパスポートを預けること求められましたが、原本でなくパスポートのコピーで大丈夫でした。また運転免許証を見せる必要もありませんでした。(ということは無免許の私も運転できたのかな・・・ドキドキ)

出発前にガソリンを補給してくれたのですが、ペットボトル容器から直接給油してくれて軽く衝撃を受けました。

ボトルと同じコーラ色

それではガソリン満タンで出発!
初めてバイクに乗ったので最初は少し怖かったですが、意外と安定した乗り物ですぐに慣れて、後ろに乗りながらも景色を楽しむ余裕や、写真を撮る余裕もできました。周りもバイク乗っている人が多く、二人乗りしているバイクが大半でした。

タウエンビーチ・ビューポイント

最初に目指したのは、下船したタウエンビーチのビューポイントです。途中途中にもタウエンビーチが見渡せるビューポイントがあったのでご紹介します。

一つ目のビューポイントがこちら。ゆっくりペースでバイクで5分程で着きます。多くの人がこちらで写真を撮って楽しんでいました。


タウエンビーチが眼下によく見えます

 

二つ目のビューポイントはこちら。さっきより高度が上がりました。


ビーチのエメラルドグリーンが綺麗

ここのビューポイントには迫力のある大きな仏像があったり、パラグライダーのアクティビティができたりと観光スポットになっていました。


仏像が大きい!

 

そして最終目的地であるタウエンビーチのビューポイントに到着かと思いきや、ここから先はバイクから降りて徒歩で登る必要があります。


ビューポイントは奥の道を進みます

勾配のきつい階段を汗ダラダラになりながら10分ほど登って到着。頂上にはお寺がありました。あんまり人は来ないようで、私以外には野良犬しかいませんでした。


青空に映える立派なお寺

お寺からタウエンビーチの景色はこちら。草木が生い茂っているのであまり良い写真は撮れませんでした。


草木が邪魔してビーチはよく見えない

ただ、東側の景色を見ることができて、海の先にパタヤが見えました。


奥にパタヤが見えます

正直一つ目のビューポイントからの景色が一番綺麗にタウエンビーチを眺めることができました。時間があったり、体力にある方のみ一番上のビューポイントまで登ってみる程度で良いと思います。急勾配なのでバイクで上り下りするのも怖かったです。仏像を見たり、パラグライダーに挑戦したい方は二つ目のビューポイントまで訪れることをお勧めします。

お洒落なカフェでランチ休憩

次は、ラン島の北東側にあるお洒落なカフェ【Matata Bay Cafe】に向かいます。Googleマップを参考に向かいしたが、道なき道を案内されたり、急勾配な道を案内されたりと何度もルート変更をしながら行きました。

どの席からも海がよく見えるカフェになっています。冷たいドリンクと一緒に綺麗な海を眺める時間は贅沢でした。


どの席も海を向いています


(左)トロピカルソーダ・(右)スイカスムージー

ティエンビーチ(Tien Beach)

ランチ後はツーリングも兼ねて、ラン島の西南側にあるティエンビーチ(Tien Beach)に行ってみました。


たくさんのバイクが駐車されています

結構観光客がいて、海で遊ぶ人はもちろんバナナボートなどのアクティビティを楽しんでいたり釣りをしている人もいました。


目の前をバナナボートが横切ります

トンランビーチ(Tong Lang Beach)

ツーリングを楽しみながら、バイクを借りたタウエンビーチまで戻ります。島内ゆっくりとした時間が流れていて、行きのパタヤの桟橋にいたたくさんの観光客は何処へ?と思うほどのんびりとしていました。意外と島内が広いことを実感しました。


海の奥にパタヤが見えます

タウエンビーチを通り越して、突き当たりのトンランビーチ(Tong Lang Beach)に最後行ってみることにしました。
お店などが連なっており賑わってはいますがタウエンビーチほど騒がしくなく落ち着いた雰囲気がありました。


トンランビーチ(Tong Lang Beach)

タウエン埠頭からフェリーに乗ってパタヤへ

時刻はまだ13時半頃でしたが、訪れた時期は本格的な雨季真っ只中のため、早めにラン島を離れることにしました。
タウエンビーチでバイクを返して、フェリー乗り場に向かいます。フェリー乗り場はタウエンビーチの最西端にあります。借りたバイクショップからタウエン埠頭まで距離があり、炎天下を10分程歩くのは大変でした。

フェリーの乗船代は乗船直前に支払うことができて、片道30バーツでした。安い。


既にたくさんのお客さんが乗っています

14時出港のフェリーに乗りましたが、実際は人数が集まったからか予定時刻前の13:50に出航しました。時刻ギリギリではなく、早めにフェリーに乗船するのが良さそうです。

スピードボートと比べるとだいぶゆっくりな速度のフェリーは拍子抜けするほど全く揺れを感じませんでした。確かに乗り物に乗っている感覚はありますが海の上にいるとは全く思えませんでした。船酔いを心配していた私ですが、この船なら何時間でも乗ってられると思いました。もちろん天候次第ではここまで波は穏やかではないのかもしれませんが。

パタヤが近づいてきた頃に、前方パタヤ上空に黒い雨雲が出現。パタヤとラン島の間ではインターネットが通じ、雨雲レーダーを除いているとガッツリパタヤは豪雨でした。最悪、船の上空にもやってきそうな風向きだったので、時間との勝負でヒヤヒヤしました。

乗船時間は45分とネット情報で見かけていましたが、この日はほぼ1時間でパタヤのバリハイ桟橋に到着しました。なんとか雨が降る前に滑り込めて良かったです。結構雨に降られた3日間ではありましたが、肝心なところでは降らなかったりギリギリ楽しめることが多くラッキーでした。


PATTAYA cityサインがバリハイ桟橋からよく見えます

持ち物

次回訪問時の持ち物メモを簡単に残しておきます。
メインは日焼け対策です。半日滞在しただけでもかなり日焼けしてしまいました。日焼け止めはもちろん帽子やサングラスも身につけていましたが、炎天下で汗もかくので定期的な日焼け止めの塗り直しが必要でした。全く日焼け対策をしていなかった夫はしっかりと日焼けしてしまい、火傷していないか心配です。

  • 日焼け止め
  • 長袖・長ズボン
  • 帽子
  • サングラス
    日焼け対策がマストです。日差しが強く半日の滞在でもかなり日焼けしました。バイクに乗っているときは腕だけでなく、太腿や脚も長時間日光に晒されるので脚の日焼け対策も必要でした。

  • ビーチサンダル
    スピードボートでは下船時に海に入水する必要があるのでビーチサンダルもしくは裸足が良いです。

  • ポケットティッシュ
    トイレにはほぼトイレットペーパーが備え付けられていないので、ポケットティッシュの携帯が必須です。

最後に

初めてのラン島の様子をブログに書いてみました。
まずラン島に降り立った時のタウエンビーチの海の綺麗さに感動しました。まさにクリスタルクリアな透明な海が広がっていました。頑張ればバンコクから日帰りで行ける距離にここまで綺麗な海があること驚きます。日本だと沖縄とかまで行かないと見られない綺麗な海で、東京では味わえないタイならではの魅力だと思います。
コンパクトな島のため、初めてのバイクでサクッと島内を回れたのも面白い経験でした。どこか一つのビーチを拠点にする場合はバイクを借りる必要はないと思いますが、島内散策をする場合はバイクを借りるのがとても便利です。

アクティビティに興味ない私たちでしたが、シュノーケリングやシーウォークといった海のアクティビティやパラグライダーもあるのでアクティビティに挑戦するのも一つの楽しみ方だと思います。
今回は一箇所しかカフェを訪れませんでしたが、島内のツーリング中にたくさんのお洒落なカフェを見つけたのでカフェホッピングをするのも面白そうです。

思っていたよりサクッと気軽に行けるラン島で海も綺麗で素敵な場所でしたので、またパタヤを訪れた際はラン島まで足を伸ばしたいと思います。次回は日焼け対策を今回以上に万全にして臨みたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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