こんにちは、タイ赴任に帯同中のEmmaです。
クラビ旅行で絶対に叶えてみたかったマングローブ林のカヤックにツアーに参加してきました。
来泰前に写真で見たクラビのマングローブ林がとても素敵で、乾季に入ったら必ず行こうと思っていたので念願叶って嬉しかったです。
カヤッキングのアクティビティは初めてでしたが、海ではなくマングローブ林を散策するため波に揺れたりもせず、初心者でも参加しやすいと思います。
マングローブが生い茂る秘境をカヤックで散策するのは探検のようで面白い体験が出来ました。
マングローブカヤックを目的としてクラビに訪れてほしいくらいおすすめですので、本記事で参加したツアーのレポートをまとめます。
ツアーの情報
場所
クラビでカヤッキングができる場所は海を含めるといくつかありますが、私はマングローブ林の中を探検したかったのでマングローブ林があるところで探しました。
マングローブ林がある場所は大きく2つあり、パー・プル・ターポム・クロンソンナムとアオ・ターレンです。
比べたところ、クラビ中心地のクラビタウンやアオナンビーチから近く、マングローブだけでなくそびえ立つ峡谷を通り抜けるコースに魅了されてアオ・ターレンのツアーにすることにしました。
アオ・ターレンの場所は、アオナンビーチから北に30kmほど、車で30分強にあります。
ツアー予約
アオ・ターレンのマングローブカヤックツアー(半日)を旅先体験予約サイトのKlookから予約しました。
前回のサムイ島の経験から、アクティビティは結局現地のツアーに参加することになるため、今回はわざわざ日本の代理店を介さずにお願いしました。
実際に申し込んだKlookのツアーはこちらです。
ツアーの種類には、半日(午前、午後、夕方)と一日のツアーがあります。
一日だと疲れてしまいそうだし、半日の午後だと気温が高そう。
夕方のサンセットを見ながらもいいなと思いましたが、日没後の明かりが全くない真っ暗な土地をカヤックで回るのを想像したら怖くて止めました。
結果、朝イチの午前の半日ツアーを選びました。
追加オプションには昼食の有無がありましたが、そこまでタイ料理が好きではないので選択しませんでした。
予定を立てるのがギリギリで、申し込みは2日前に行いましたが問題ありませんでした。
ツアー料金
ツアー料金は大人1人 660Bです。
料金に含まれているものは、
- ホテル往復送迎
- 飲料水
- ライフジャケット
- ボート・オール
- 防水バッグ
- フルーツ
お支払いはKlook申込時にクレジットカード払いでした。
ツアー内容とスケジュール
アオターレンのマングローブをカヤックで散策する半日ツアー(午前の部)となります。
タイ人の英語ガイドさんが同行してくださいます。
- 8:30 ホテルにお迎え
- 10:00 アオターレンに到着。ツアー内容やカヤックのやり方について説明を受ける。
- 10:20 カヤッキングツアー出発
- 12:00 カヤッキングツアー終了
- 12:30 フルーツをいただく(昼食オプション)
- 13:00 アオターレン出発
- 14:00 ホテル到着
上記は半日ツアーの午前の部になります。他の時間帯はわからないので参考程度にご理解お願いします。
持ち物
ツアーでは防水バッグが配られます。
中に水が入らないように閉めると入れられる量は限られますので、貴重品等必要最低限のみ入れるようにしましょう。
防水バッグはこちら。閉めると右の2人が持っているような小さなサイズになります。
ちなみに防水バッグは水臭かったです。。
その他の大きいバッグ等の荷物はカヌーに乗る前に預ける場所が一応ありますが、セキュリティはしっかりしていないため最悪紛失しても良いもののみ持ってくるようにしてください。
建物左奥の倉庫に荷物が置けます。
【必要なもの】
- 水着着用
着替えるところはないので水着を着用した上でツアーに参加してください。 - サングラス
- 帽子
- タオル
- 濡れてもいい靴
カヌー乗降時は一瞬海に足元が浸かります。またカヤッキング中も水飛沫がボートに入り込むので濡れてもいい靴が必要です。 - 防水スマホカバー
カヌーが転覆することは簡単にはありませんが、写真撮影中万が一スマホを水に落としたり、水飛沫でスマホが濡れることもあるので防水カバーがあれば良いです。
私は持っておらず、いちいち防水バッグに出し入れしており、気軽に写真を撮ることが困難でした。近いうちに防水スマホカバーを購入しようと思います。
【不要だったもの】
- 日焼け止め
直射日光の海上でカヤックする時間はそんなになく、日陰のマングローブ林でのカヤック時間の方が長かったです。一度カヤックに乗ったら、日焼け止めを塗るのは難しいです。そのため、日焼け止めはツアー参加前に塗る程度でいいかと思います。 - 酔い止め
船酔いしやすいため、初めてのカヤックで酔うか不安でしたが全く揺れなくて問題ありませんでした。海をカヤッキングするアクティビティもありますが、こちらはマングローブ林で波は一切ないので大丈夫です。短い時間海に出ますが、河口のため海と言うほどでもありませんでした。
カヤック中は持ち物が水に濡れてしまうこと、またカヌー上で自由に動くことができないので持ち物は最低限にしましょう。
当日の様子
8:30 ホテルにお迎え
各ホテルにツアー送迎車が迎えにきてくれます。
乗り合いになりますので、目的地までの道中で違うホテルの方をピックアップすることもあります。
お迎え時間はホテルのエリアによります。
私たちは8:30-8:45でピックアップ予定でした。
が、ここで一悶着。
ピックアップ時刻の10分前にいるよう事前案内にあり、8:20にはホテルロビーにいました。
8:30過ぎにドライバーから遅れるとの電話連絡があったきり、待てども送迎が来ない。
痺れを切らして9:00頃こちらから連絡すると、ホテルに行ったが私たちがいなかったとのこと。
ずっとロビーにいたのでそんなわけないとこちらは主張。
再度ホテル名を伝えて待つこと5分、やっとのことで送迎が来ました。
ドライバーさんが言うには、自分の渡された送迎者リストのホテル名が間違えていて、違うホテルに行ってしまったと謝罪されました。確かに持っていたリストは手書きで、システムから書き写した際に間違えたのかなと思える感じでした。
とにかく、ちゃんと迎えに来てもらえてよかった。
私たちが最後の送迎者かと思いきやその後も違う方をピックアップしました。
ソンテウ。14人程荷台に乗るので、だいぶ窮屈でした。
アオナンビーチエリアから目的地のアオターレンまでは1時間近くかかりました。
道は舗装されており風も気持ちよかったですが、途中目にゴミが入ったり、結構なスピードなので事故に遭わないことを願っていました。
道路沿いにたまに木造の家があったりして、この生活を経て文明は進化しているのだなと暇すぎてそんなことを考えたりしていました。
10:00 アオターレンに到着
ツアーを敢行してくださるのはこちらの会社さんのようです。
ライフジャケットを装着して荷物の準備をしたら、ガイドさんから説明を受けます。
このガイドさん私たちの送迎をしてくれたドライバーさんでした。
まずツアーコースの説明から。
写真で説明してもらいますが、実際を知らないので説明を受けてもよくわかりませんでした。
実際はツアーで固まって移動するので、ルートを覚えていなくても大丈夫です。
続いてオールを持ってカヌーの漕ぎ方を教えてもらいます。
10:20 カヤキングツアーに出発
いざ、カヤッキングツアーに出発!
カヌーは定員最大3名です。私は夫と二人乗りです。
小さい子供がいる家族は、ガイドさんと一緒に乗っていました。
乗る瞬間は重心が不安定ですが、出発してしまえば思いのほか安定していて快適です。
まず海(河口)に出て、奥に見えるマングローブ林を目指します。
深いように思いますが、意外と浅くてボートから降りて立つと膝下くらいの水位です。
20分くらい漕ぐとマングローブ林の入り口に到着します。
周りにそびえ立つ岩山が迫力があり、通り抜ける感覚はアドベンチャー気分です。
どんどん先に進むとマングローブ林に突入します。
マングローブによる天然のトンネルは涼しく、程よい日差しも気持ちいいです。
間近で見るマングローブ。根が力強く生えていて見応えがあります。
マングローブ林はとても狭いルートだったので、カヤックの操縦に苦戦しているツアー客もたくさんいました。
この写真はまだ全然広いルートになります。
マングローブにぶつかりつつも、皆さん楽しそうにツアーに参加していました。
12:00 カヤッキングツアー終了
順次戻ってきたら、荷物を片付けたり、足を洗ったりします。
私たちはカヤッキングも順調で早めに戻ってきましたが、遅い組だと20分くらい遅くに戻ってきていました。
12:30 オプションの昼食
オプションを申し込んだ人たちはここで昼食です。
ツアー全体は40人くらいいましたが、昼食を頼んでいたのは2グループでした。
ランチはタイ料理です。
昼食オプションを付けていなくても、全員にフルーツのスイカが振る舞われます。
一部が昼食を食べている間、スイカを食べたり隣接する売店で買ったスナックを食べました。
QRコード支払い可能でした。
疲れた体に食べるポテチが至福でした。
自分にはタイ料理よりスナックが最高です。
13:00 アオターレン出発
行きに乗ってきたソンテウに乗って、各自ホテルまで送ってもらいます。
ホテルに送ってもらう人もいれば、エレファントサンクチュアリーにそのまま送ってもらっている人もいました。
参考としてエレファントサンクチュアリーの場所はこちら。
14:00 ホテル到着
1時間ほどソンテウに乗ってホテルに送ってもらい、ツアーは終了です。
帰ってる途中から雨が降ってきたので、カヤッキング中に降られなくてセーフでした。
最後にツアーの感想
アオターレンのカヤッキング半日ツアーは、念願のカヤッキングができて、マングローブ林も岩山も見ることができて大満足のアクティビティでした。
初めてのカヤッキング体験は、オールで水を漕ぐのが想像以上に重たくて夫婦共々腕から肩にかけて筋肉痛になるほど大変ではありましたが、楽しい思い出になりました。
たくさん漕いでくれた夫には感謝です。
女性だけのボートは少し大変かもしれませんが、女性1人で参加しているツアー客もいました。
カヤッキングには多少センスが必要そうで、しょっちゅう他のボートやマングローブにぶつかってるペアもいれば、とても細身の若いカップルは涼しげな様子でスイスイ漕いでいたりもしました。
でも、ガイドさんがいてくれたり、水位も深くないので初心者が参加しやすいアクティビティだと思います。
マングローブが生い茂る秘境をカヤックで散策するのは探検のようで面白い体験ですので、クラビを訪れた際はぜひ参加してみてください。
少しでもブログの内容が役立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。