こんにちは、タイ赴任に帯同中のEmmaです。
先日、バンコクの肺と言われているバーンガジャオで週末サイクリングを楽しんできました。
日本にいた頃はしょっちゅうサイクリングを楽しんでいましたが、バンコクでは自転車を持っておらずなかなか機会がなく、雨の降らない乾季になったら行きたいと思っていたので、ようやく念願叶って行ってきました。
日本人が多く住むバンコクのスクンビットエリアから20分と近場にも関わらず、都会の雑踏とは無縁の自然豊かなゆったりした時間を味わうことができます。
タイのガイドブックには載ってない知る人ぞ知るスポットですが、バンコク在住者だけでなく、バンコク旅行客にもおすすめのエリアですので本記事でご紹介していきます。
バーンガジャオの場所
バーンガジャオはバンコクから南、チャオプラヤ川渡ったサムットプラカーン県に位置しており、チャオプラヤ川の蛇行に囲まれるような形で広がっています。
渡し船でのアクセス
スクンビットからバーンガジャオまでは車で行くことも可能のようですが、その場合チャオプラヤ川を渡るためグルーっと南側から回り込んで行くしかないようです。
Google Mapsのルート案内だと1時間弱かかってしまいます。
直線距離は近いので、クーロントゥーイ港から渡し船でバーンガジャオ北側から訪れることにしました。
この方法だとボートに乗れて気分転換もでき、移動時間も20分ほどで車と比べて時間を大幅に節約できます。
クーロントゥーイ港から渡し船の乗り方
クーロントゥーイ港の場所はスクンビットの南側、高速道路を通り越してちょっとしたところにあります。
港の近くにはバス停(Port Authority of Thailand)もあるので、公共交通機関で行くこともできます。
港の入り口はこちらで、この奥に船着場があります。
こちらの受付で渡し船の運賃を支払います。
受付のおばちゃんに言われるがまま2人で40Bを支払いましたが、受付脇の料金表をよく見ると10Bと書いてありもしかしてぼったくられたかも・・・?
と思っていましたが、帰りの船ではお金を払う必要がなく復路の運賃も含まれた往復分の金額のようでした。
運賃を払うとタイミング良くバーンガジャオからの渡し船がやってきました。
ボートには結構人が乗っていて、欧米人のお客さんが多かったです。
船内の様子はこちら。
タイ人のドライバーさんに乗船したとラインで報告したところ、「危ないから気をつけて」と忠告をもらい、これから出発なのにとドキドキのボート移動をすることになりました。
心配をよそに、意外とエンジンの馬力があってスピードが出ており、乗船5分で向こう岸のバーンガジャオに到着しました。
バーンガジャオの楽しみ方
自転車を借りてサイクリング
バーンガジャオの船着場にはレンタサイクルショップ【M-BIKE】が併設してあります。
貸出し自転車には3種類の料金形態(300B、100B、80B)がありました。
自転車を借りる際は身分証を預ける必要があります。
自転車の返却時に身分証も返してもらえますが、パスポートを預けるのは怖いのでパスポートのコピーを預けました。
夫はかっこいいマウンテンバイク(100B)、私は荷物を入れられて便利なママチャリ(80B)を借りました。
自転車を止める際は、ワイヤーロックで2台一緒に鍵をかけるよう案内がありました。
また、自転車は空気が十分入っていてメンテナンスもしっかりされているようでした。
店内にはバーンガジャオの地図がありましたが、タイ語が読めないので残念ながら私には参考になりませんでした。
自転車を借りたら、いざバーンガジャオを散策へ出発です。
信号もなく、高い建物もなく、緑が多い田舎の風景でバンコク近郊とは思えない景色が広がっています。
田舎とは言っても道路はきちんと舗装されており、乾季でそこまで気温も高くなくサイクリングには快適な環境でした。
涼しいからと調子に乗って日焼け対策は忘れないようにしてください。
お洒落なカフェで休憩
バーンガジャオにはレストランやカフェが点在しており、すべてとは言いませんがお洒落なお店も多くあります。
サイクリングの休憩にカフェに立ち寄るのがおすすめです。
私たちは事前にチェックしていた【I-Suan Coffee and Dessert】に訪れました。
店内席とテラス席に分かれていて、お洒落なカフェです。
デザートもドリンクも美味しくいただきました。
居心地が良く、もっとゆっくりしていたかったですが、自転車返却地までは少し遠いので1時間ほどで出ました。
詳しいカフェ情報は別記事に載せているので、チェックしてみてください。
シーナコーンクアンカン公園
バーンガジャオの中心地にある【シーナコーンクアンカン公園】にも寄ってきました。
こちらの立派な門の先にあります。
公園内はサイクリングロードが伸びていて、サイクリングを楽しんでいる方もいれば、芝生でのんびり過ごしている方もいて穏やかな時間が流れていました。
外国人より地元民のタイ人が多く、家族連れやデートを楽しむ学生さんらしき方もいて微笑ましい空気です。
大きな池もありました。餌が販売されているので、池の魚に餌やりすることもできます。
夫に素敵な写真を撮ってもらいました。
公園内のサイクリングロードの地図もありました。
案内に寄ると一周2キロあるようです。
(バイクで所要時間45分とありますが、そんなわけないよね)
Get Growing Community Farm
自転車を返却するため帰っている途中、レンタサイクルショップ【M-BIKE】の近くに小さな農園&アスレチックパークがありました。
場所はこちら。
アヒルがいたり、
カメラ目線のダチョウ?エミュー?がいたり、
食べるスピードに見合わない量の餌に囲まれているカメもいたり、
他にもブタ、ニワトリ、ヤギなどがいました。
ヤギに餌やりをしている子もいました。
アスレチックパークは大きな動物の形をしたオブジェも含めて遊ぶことができます。
滑り台やジップライン、アスレチックに砂場など子ども向けの遊具がありました。
最後に
雨の降らない乾季になったら行きたいと思っていた、バーンガジャオの自転車旅にようやく行くことができました。
バンコク中心地からほど近いにも関わらず、都会の雑踏とは無縁な静かなオアシスが広がっており、どこか遠くに来たような気分になれて心も体もリフレッシュできました。
信号も高い建物もない場所で、たまに奥に見えるマハナコンタワーが不思議な感覚になりました。
他にも訪れてみたいカフェや見どころがあったので、乾季のうちに再びバーンガジャオでサイクリングをしたいと思います。
気軽に訪れることができるバーンガジャオに週末旅としてぜひ行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。